石割雪駄(読み)イシワリセッタ

デジタル大辞泉 「石割雪駄」の意味・読み・例文・類語

いしわり‐せった【石割(り)雪駄】

雪駄一種かかと鉄片を打ちつけたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「石割雪駄」の意味・読み・例文・類語

いしわり‐せった【石割雪駄】

  1. 〘 名詞 〙 せったの一種。かかとの部分に鉄片を打ちつけた雪駄。路上の石を砕く雪駄の意という。いしわり。
    1. [初出の実例]「友達に心を砕た石割雪踏の合印」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android