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合(い)印 アイイン

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デジタル大辞泉の解説

あい‐いん〔あひ‐〕【合(い)印】

別の帳簿や書類と対照したしるしに押す印。合い判(はん)。あいじるし。

あい‐じるし〔あひ‐〕【合(い)印】

器物などの組み合わせが紛れないように、それぞれにつけておくそろいのしるし。
他と区別するためのしるし。特に戦場で敵味方の区別をするために、兜(かぶと)や袖(そで)の一部につけた一定の標識。
(「合い標」とも書く)裁縫で、2枚以上の布を縫い合わせるとき、合わせ目につけておくしるし。
あいいん(合い印)」に同じ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

合印
あいじるし

戦陣において敵と味方を的確に把握するため、武具などにつけて目印としたものをいう。相標とも書く。夜襲の際、また乱戦などが予想される場合に、味方の同士討ちを避けるため、合いことばとあわせて用いた。白だすきをするとか、白布を刀の柄(つか)に巻くなど、適宜にいろいろなものを使ったが、取り付け箇所によって呼び名も異なる。たとえば、小旗を兜(かぶと)の前とか後ろにつける笠標(かさじるし)、鎧(よろい)の左右の袖(そで)につける袖標、または腰につける腰標などがあるが、笠標がもっとも多く用いられた。ほかに、記帳の照合に用いるの字を彫った印もいう。[稲垣史生]

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世界大百科事典内の合(い)印の言及

【笠印】より

…笠標,笠験,笠符,笠璽,笠注とも書く。戦時,敵・味方識別のために,各自がつけた合印,目印。笠(兜の鉢の後ろの鐶(かん)や前立てにつけることが多い)に挿頭した目印であるので,かさじるしと呼ぶとされるが,語源は明確ではない。…

※「合(い)印」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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