石堂淑朗(読み)いしどう としろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石堂淑朗」の解説

石堂淑朗 いしどう-としろう

1932-2011 昭和後期-平成時代のシナリオ作家。
昭和7年7月17日生まれ。松竹大船撮影所にはいり,渋谷実監督師事。「太陽墓場」「日本の夜と霧」など,大島渚(なぎさ)監督のシナリオ作成に協力。昭和36年フリーになる。「非行少女」「暗室」「無常」などの映画脚本を手がけ,「黒い雨」で平成元年アジア太平洋映画祭脚本賞,2年日本アカデミー賞。平成23年11月1日死去。79歳。広島県出身。東大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android