日本大百科全書(ニッポニカ) 「石小刀」の意味・わかりやすい解説 石小刀いしこがたな 打製石器の一種で切断用具。長さ5~6センチメートル、幅2センチメートル前後で、一端がかならずくちばし状に湾曲するのが特徴。日本では近畿地方の弥生(やよい)時代中期に顕著である。なお、縄文時代の石匙(いしさじ)を石小刀とよぶこともあるが一般的ではない。[戸沢充則][参照項目] | 石匙 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例