石島町(読み)いしじまちよう

日本歴史地名大系 「石島町」の解説

石島町
いしじまちよう

[現在地名]江東区石島・扇橋おうぎばし一丁目・千石せんごく一丁目

よこ(大横川)東岸の町屋で、深川築地二四ヵ町の一。深川石島ふかがわいしじま町とも称した。片側町で、町は間に末広すえひろ町を挟む形になっており、北は扇橋町、西は横川を挟んで扇橋続北本所おうぎばしつづききたほんじよ代地町・南本所扇橋代地町・島崎町続しまざきちようつづき町・島崎町・久永ひさなが町二丁目など、南は二十間にじつけん(現仙台堀川)を挟んで六万坪ろくまんつぼ町、東は三卿の一橋家抱地、永代えいたい新田海辺うみべ新田など(嘉永五年改尾張屋版切絵図)。文政町方書上によれば、宝永四年(一七〇七)三月に大和屋藤助、同八年三月・同年一二月に築地つきじ町名主平野甚四郎にそれぞれ払下げられて町場となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android