石川総慶(読み)いしかわ ふさよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川総慶」の解説

石川総慶 いしかわ-ふさよし

1704-1764 江戸時代中期の大名
宝永元年12月5日生まれ。石川憲之(のりゆき)の孫勝之の子。石川義孝養子となり,宝永7年山城(京都府)淀(よど)藩主石川家3代。8年備中(びっちゅう)(岡山県)松山藩主に転じ,延享元年伊勢(いせ)(三重県)亀山藩主石川家第2次初代となる。6万石。明和元年6月30日死去。61歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の石川総慶の言及

【亀山[市]】より

…1590年(天正18)関氏が移封,岡本宗憲が入封して新城を築いた。その後の藩主交替は松平氏,三宅氏,本多氏,石川氏,板倉氏などが幾度も入れ替わり,1744年(延享1)石川総慶が入封して幕末に至る。ほぼ6万石の譜代大名で,亀山はその拠点として,東西4町20間,南北3町の城郭,300戸以上の侍屋敷があり,町方の者は西町,東町,横町,鍋町,本新町,西新町,茶屋町などに居住した。…

※「石川総慶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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