石油ランプ(読み)せきゆランプ

精選版 日本国語大辞典 「石油ランプ」の意味・読み・例文・類語

せきゆ‐ランプ【石油ランプ】

〘名〙 (ランプlamp) 石油燃料とするランプ。石油灯。
※明治世相百話(1936)〈山本笑月明治時代の街の灯「丸髷美人の前に朱塗行灯、かうした浮世絵風俗がぽつぽつ開化の石油ランプに入れ代ったのは」

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デジタル大辞泉 「石油ランプ」の意味・読み・例文・類語

せきゆ‐ランプ【石油ランプ】

灯油を燃料とするランプ。ガラスまたは金属製の壺に灯油を入れ、芯に含ませて燃焼させる。多く、ガラスのほやがつけられている。

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世界大百科事典(旧版)内の石油ランプの言及

【ランプ】より

…油,ガス,電気などを使用した灯火具,照明器具をいい,日本では洋灯とも呼ばれる。ただし,洋灯は石油ランプに限定されて使われる言葉である。ランプの形式は卓上に置かれる卓上ランプ,天井などから吊(つ)るす吊りランプ,手に持ち歩く手さげランプ,床の上に置かれる丈の高いフロア・ランプなどいろいろな形式がある。…

※「石油ランプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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