石田アントニヨ(読み)いしだ アントニヨ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石田アントニヨ」の解説

石田アントニヨ いしだ-アントニヨ

1570-1632 織豊-江戸時代前期のキリシタン
元亀(げんき)元年生まれ。肥前島原(長崎県)の人。わかくして有馬セミナリヨ(神学校)にはいり修道士となる。マカオ留学をへて司祭にすすみ,おもに中国九州地方で布教する。寛永6年長崎で捕らえられ,拷問(ごうもん)にあうが屈せず,9年7月19日火刑に処された。63歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android