20世紀日本人名事典 「石田健」の解説 石田 健イシダ タケシ 昭和期の実業家 元・三井石油化学工業社長。 生年明治23(1890)年1月7日 没年昭和43(1968)年11月12日 出生地福岡県久留米市 学歴〔年〕長崎高商〔明治43年〕 経歴明治44年三井鉱山に入り、総務部長などを経て昭和20年取締役、24年副社長、25年三井化学工業に転じ社長となった。この後西欧諸国を視察、石炭化学から石油化学の時代へと転換しつつあることを察知、帰国後の30年7月三井系各社出資で三井石油化学工業を設立、初代社長に就任。広島県大竹・山口県岩国に建設した岩国大竹コンビナートは、わが国最初の石油化学コンビナートとなった。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石田健」の解説 石田健 いしだ-たけし 1890-1968 昭和時代の実業家。明治23年1月7日生まれ。44年三井鉱山にはいり,昭和24年副社長。30年三井石油化学工業を設立し社長に就任,山口県岩国市に日本初の石油化学コンビナートを建設した。昭和43年11月12日死去。78歳。福岡県出身。長崎高商(現長崎大)卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by