石蟹(読み)イシガニ

デジタル大辞泉 「石蟹」の意味・読み・例文・類語

いし‐がに【石×蟹】

ワタリガニ科のカニ干潟岩礁にすむ。甲幅6センチくらい。暗緑色の甲の前側縁に突起が6個ある。最後歩脚は平たい。東京湾以南に産し、食用になる。

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精選版 日本国語大辞典 「石蟹」の意味・読み・例文・類語

いし‐がに【石蟹】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ワタリガニ科のカニ。北海道南部以南の岩礁や内湾にふつうに見られる。甲は暗青色または暗緑色で、前側縁に六本額縁に六本のとげがならぶ。はさみは大きい。肉は美味であるが、量は少ない。〔十巻本和名抄(934頃)〕
  3. さわがに(沢蟹)」の異名。〔本朝食鑑(1697)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「石蟹」の解説

石蟹 (イシガニ)

学名Charybdis japonica
動物。ワタリガニ科のカニ

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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