石行寺(読み)しやくぎようじ

日本歴史地名大系 「石行寺」の解説

石行寺
しやくぎようじ

[現在地名]山形市岩波

新福山と号し、天台宗。本尊阿弥陀如来。中世には磊行寺とも書いた。寺伝によれば、和銅元年(七〇八)行基の草創、貞観二年(八六〇)慈覚大師円仁の中興という。鎌倉時代以降はりゆう山信仰の中心寺院であったとみられる。文和二年(一三五三)から応安八年(一三七五)にかけて当寺では写経事業を行っており、現在一一四巻が保存されている(ほかに一巻が平泉寺蔵)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む