精選版 日本国語大辞典「世情」の解説
せ‐じょう ‥ジャウ【世情】
〘名〙
※文華秀麗集(818)中・遊北山寺〈多治比清貞〉「香刹青嵒頂、登攀指二世情一」
② 世の中の状態。世間の有様。また、世態と人情。
※四河入海(17C前)三「蒼舒文字をかいて世情の愁を忘るる事は、美酒を飲て忘レ憂を如くなと云ぞ」 〔羅鄴‐賞春詩〕
せい‐じょう ‥ジャウ【世情】
〘名〙 =せじょう(世情)
※新撰字解(1872)〈中村守男〉「世情 セイジャウ ヨノ中ノ人心」
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