日本歴史地名大系 「石見国分尼寺跡」の解説 石見国分尼寺跡いわみこくぶにじあと 島根県:浜田市国分村石見国分尼寺跡[現在地名]浜田市国分町石見国分寺跡の東北東三四〇メートル、標高五七メートルの低丘陵上にある。現在曹洞宗国分(こくぶん)寺があり、尼所(にしよ)や比丘尼所(びくにしよ)などの地名が残る。県指定史跡。未発掘であるため、寺域の広さや伽藍配置は不明。かつて造出しのある礎石があったという。地表下三〇センチには瓦が堆積遺存している。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報