石阪町(読み)いしざかちよう

日本歴史地名大系 「石阪町」の解説

石阪町
いしざかちよう

[現在地名]福井市西木田にしきだ三丁目

神宮寺じんぐうじ町の南に続く北陸街道沿いの町で、この地は往昔足羽あすわ山の山端を越える小峠であったが、結城秀康入国の際これを切崩して往還にしたという。

正徳三年(一七一三)町絵図出来の際調書(「福井市史」所収)には石阪町・石屋方いしやかた、東に入って石屋河原いしやかわら町がみえ、御黒印所持の石屋と石屋役四七軒の住む石屋町であった。石屋河原町の名は、石阪町の東裏側をかつて足羽川が流れていたためである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 かわら 足羽 いし

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む