砂金包(読み)サキンヅツミ

デジタル大辞泉 「砂金包」の意味・読み・例文・類語

さきん‐づつみ【砂金包】

一定量の砂金を、紙または布で包んだもの。ふつう、金10両(銭20貫)にあたる砂金44もんめを包んだ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「砂金包」の意味・読み・例文・類語

さきん‐づつみ【砂金包】

  1. 〘 名詞 〙 砂金を一定量包封したもの。紙または布帛で一〇両にあたる砂金四四匁が包まれるのが通例であった。なお、大判小判など定量金貨の発生後は儀礼的なものとして長く残り、包みの内容は砂金でなく小判一〇枚、すなわち金一〇両が包まれることになっていた。しゃきんづつみ。
    1. 砂金包
      砂金包

しゃきん‐づつみ【砂金包】

  1. 〘 名詞 〙さきんづつみ(砂金包)
    1. [初出の実例]「砂金包二個を両手に取る」(出典:歌舞伎・勧進帳(1840))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む