研歯(読み)けんし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「研歯」の意味・わかりやすい解説

研歯
けんし

歯牙変工の一つで,やすりで歯をとがらせたり,歯に刻みを入れたりするもの。中央アフリカのアザンデ族,ベトナムやジャワ島,スマトラ島などインドネシアの諸民族の間で,主として成年あるいは結婚の印として行われた。日本でも縄文時代後期から弥生時代にかけての人骨にその痕跡が認められる。

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世界大百科事典(旧版)内の研歯の言及

【抜歯】より

…
【習俗としての抜歯】
 世界には,抜歯を慣習として行う民族もある。歯を削る尖歯や研歯とともに,歯牙変工の一技法であり,広くは身体変工の一種とも考えられる。抜歯は成年式儀礼の一部として行われるのが一般的である。…

※「研歯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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