共同通信ニュース用語解説 「研究用プルトニウム」の解説
研究用プルトニウム
日本原子力研究開発機構の高速炉臨界実験装置(茨城県東海村)で保管されている331キロのプルトニウム。米国の専門家によると、1960~70年代に、米国から93キロ、英国から236キロ、フランスから2キロが提供された。高速増殖炉「もんじゅ」の実用化に向け、高速の中性子による核分裂がエネルギー発生源となる「高速炉」の特性を調べるのが目的だった。原発の使用済み核燃料を再処理して抽出されるプルトニウムは不純物が多く、このような高速炉研究には適さないとされる。(共同)
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