砥水(読み)とみず

精選版 日本国語大辞典 「砥水」の意味・読み・例文・類語

と‐みず‥みづ【砥水】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 刃物砥石(といし)で研ぐ時に使う水。
    1. [初出の実例]「我宿の砥水にやどる月影のあやしやいかにさびてみゆらん〈刀磨〉」(出典:東北院職人歌合(1348頃か)四番)
  3. ( 濁っている色がに似ているところから ) 味噌汁をいう、大工仲間隠語
    1. [初出の実例]「砥水(トミヅ)(しる)の事」(出典談義本・教訓不弁舌(1754)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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