破砕帯地すべり(読み)はさいたいじすべり

最新 地学事典 「破砕帯地すべり」の解説

はさいたいじすべり
破砕帯地すべり

shear zone landslide

地質的条件による地すべり分類の一つ。構造運動により岩石が破砕されて,粘土化・ブロック化したところに発生する地すべり。おもに和歌山徳島愛媛静岡県などの中央構造線南側の結晶片岩地帯に分布する。一般的に移動速度が大きく人的被害が大きい場合が多い。参考文献小出博(1955) 日本の地辷り,東洋経済新報社

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参照項目:地すべりの分類

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 中里 大野

世界大百科事典(旧版)内の破砕帯地すべりの言及

【地すべり】より

… 地すべりは,巨視的にみた場合,土地の起伏が大きく,固結度の低い泥質の堆積岩類や変成岩類の広く分布する新期造山帯に多い。日本では特定の地質構造のところに集中しており,それにもとづいて,第三紀層地すべり,破砕帯地すべり,温泉地すべりが区別されている。第三紀層地すべりは,おもに第三紀の泥質堆積岩類からなる丘陵地に群発する。…

※「破砕帯地すべり」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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