碁盤乗(読み)ごばんのり

精選版 日本国語大辞典 「碁盤乗」の意味・読み・例文・類語

ごばん‐のり【碁盤乗】

〘名〙
馬術の一つ。馬に乗ったままで、馬の四足をそろえて碁盤の上に立たせる技。乗馬の名手小栗判官が行なったといわれる。
俳諧・続山の井(1667)夏上「くらべ馬も一もくさんや棊盤乗〈貞則〉」
サーカスなどで、象やライオンなどを碁盤などの上に立たせる曲芸
※象やの粂さん(1921)〈長谷川如是閑〉「碁盤乗りと称して、四角な石の上へ乗ってグルグル廻ることや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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