磯菊(読み)イソギク

デジタル大辞泉 「磯菊」の意味・読み・例文・類語

いそ‐ぎく【×磯菊】

キク科多年草海岸のがけに生え、高さ約30センチ。葉は密につき、裏面や縁に銀白色の毛が密生している。秋、黄色い頭状花が多数咲く。栽培もされる。 秋》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「磯菊」の意味・読み・例文・類語

いそ‐ぎく【磯菊】

  1. 〘 名詞 〙 キク科の多年草。千葉県銚子から静岡県までの海岸の崖や砂浜自生。高さ約三〇センチメートル。細長い地下茎から茎が斜上する。葉は倒卵形で葉先に浅い鋸歯(きょし)があり、下面と縁には銀白色の毛が密生する。秋、黄色の管状花からなる小形の頭状花を密につける。いわぎく。しもかつぎ。きらくさ。《 季語・秋 》

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「磯菊」の解説

磯菊 (イソギク)

学名Dendranthema pacificum
植物。キク科の多年草,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android