礼い(読み)いやまい

精選版 日本国語大辞典 「礼い」の意味・読み・例文・類語

いや‐まいゐやまひ【礼まい・敬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「いやまう(礼)」の連用形名詞化 )
  2. 敬うこと。礼儀。守るべききまり。
    1. [初出の実例]「朝廷(みかど)の礼儀(ヰヤマヒ)行路(みちきひと)の相避ることとを宣ふ」(出典日本書紀(720)天智九年正月(北野本訓))
  3. 感謝気持を表わす贈り物やことば。
    1. [初出の実例]「小朝拝の絵を近衛家久公より給はりけるゐやまひによみて奉りける」(出典:天降言(1771‐81頃か))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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