神の留守(読み)カミノルス

デジタル大辞泉 「神の留守」の意味・読み・例文・類語

かみ‐の‐るす【神の留守】

民間信仰で、陰暦10月、諸国の神々が出雲大社に集まり、諸方神社留守になること。 冬》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「神の留守」の意味・読み・例文・類語

かみ【神】 の 留守(るす)

  1. 陰暦一〇月、諸国の神々がすべて出雲大社に集まるので、その鎮座の地を留守にするという俗信。また、その時。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「神の留主(ルス) 時雨 霜」(出典:俳諧・はなひ草(寛永二〇年本)(1643)四季之詞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android