神人同形説(読み)シンジンドウケイセツ

デジタル大辞泉 「神人同形説」の意味・読み・例文・類語

しんじんどうけい‐せつ【神人同形説】

宗教上の擬人観の一。信仰対象である神に、人間の持っている形姿性質を備えさせる考え方。例えば、古代ギリシャの神が、人間と同様に喜怒哀楽感情を持つとされたことなど。

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精選版 日本国語大辞典 「神人同形説」の意味・読み・例文・類語

しんじんどうけい‐せつ【神人同形説】

  1. 〘 名詞 〙 信仰の対象である神々に、人間の性質または類似の性質を与える態度や考え方。たとえば、古代ギリシアの神々が、人間と同じように、喜び悲しみ怒る神々であるとみなされるなど。宗教上における擬人観の一つ。〔哲学字彙(1881)〕

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