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神保政之助 じんぼう まさのすけ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

神保政之助 じんぼう-まさのすけ

1841-1914 明治-大正時代の尺八奏者。
天保(てんぽう)12年6月19日生まれ。越後(えちご)(新潟県)明暗(みょうあん)寺の堀田侍川にまなぶ。明治10年ごろ福島にうつり,虚無僧寺蓮芳(れんぽう)軒に滞在。22年北海道を行脚(あんぎゃ)中,小樽(おたる)で侍川と「神保三谷(さんや)」を共同で作曲したといわれる。門下に引地古山,浦山義山ら。大正3年1月24日死去。74歳。越後出身。名は政之輔ともかく。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

神保政之助

没年:大正3.1.24(1914)
生年:天保12.6.19(1841.8.5)
幕末明治期の普化尺八の奏者。名は政之輔とも書く。越後(新潟県)蒲原郡八橋村生まれ。明治10(1877)年ごろより福島の小菊派の虚無僧寺,小菊山蓮芳軒に約4年間とどまる。尺八名人の誉れが高く,明治20年代から30年代にかけての約10年間だけでも,70名余りの門人がいた。また,同22年,北海道を虚無僧行脚の途次,小樽の宿舎で師の堀田侍川(越後明暗寺最後の住職)と共同で作曲したといわれる「神保三谷」は,世に名高い名曲である。また,今日ある古典本曲中唯一の,個人の名を冠した曲として,弟子の引地古山と浦山義山が伝えた。しかし,家庭的にはあまり恵まれず,晩年は不遇であった。

(志村哲)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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