神坂次郎(読み)こうさか じろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神坂次郎」の解説

神坂次郎 こうさか-じろう

1927- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和2年3月2日生まれ。第二次大戦後郷里の和歌山県にすみ,歴史小説をかく。昭和57年「黒潮岸辺」で日本文芸大賞。59年,18年をかけてまとめた「元禄御畳奉行の日記」がロングセラーになる。62年「縛られた巨人 南方熊楠生涯」で大衆文学研究賞。平成15年長谷川伸賞。陸軍飛行学校卒。本名は中西久夫。著作ほかに「熊野御幸(ごこう)」「奇妙(けったい)な侍たち」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android