デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「神坂次郎」の解説 神坂次郎 こうさか-じろう 1927- 昭和後期-平成時代の小説家。昭和2年3月2日生まれ。第二次大戦後郷里の和歌山県にすみ,歴史小説をかく。昭和57年「黒潮の岸辺」で日本文芸大賞。59年,18年をかけてまとめた「元禄御畳奉行の日記」がロングセラーになる。62年「縛られた巨人 南方熊楠の生涯」で大衆文学研究賞。平成15年長谷川伸賞。陸軍飛行学校卒。本名は中西久夫。著作はほかに「熊野御幸(ごこう)」「奇妙(けったい)な侍たち」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例