神子埋古墳群
みこのめこふんぐん
[現在地名]石下町篠山・蔵持
鬼怒川右岸の台地上に所在し、かつては鬼怒川に三方を囲まれていた。大字篠山南部の字神子埋・権現山および大字蔵持東部の字向山・引手山・山の神・六所山・六所浦・馬乗の約二〇ヘクタールを占める。神子女古墳群・皇子埋古墳群・御子埋古墳群・王子埋古墳群とも記し、「神子女古墳群考察」によると八五基の古墳が確認されている。うち二一基は石棺を伴う。往時は一〇〇基を超える古墳があったものと推定される。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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