神子沢村(読み)みこのさわむら

日本歴史地名大系 「神子沢村」の解説

神子沢村
みこのさわむら

[現在地名]入善町神子沢みこざわ

黒部川扇状地末端にあり、東は木根きのね村、西は五十里いかり村、南は下飯野新しもいいのしん村。延徳三年(一四九一)船で越後に向かった冷泉為広はこの村を「ミコノサウ」と記している(越後下向日記)正保郷帳に「田方神子沢村」とあり、高一三一石余はすべて田方で八町七反余、新田高二二七石も大部分が田方である。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では草高三一一石、免四ツ、小物成は野役一四匁・鱒役二匁一分・鮎川役一匁四分(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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