越後下向日記(読み)えちごげこうにつき

日本歴史地名大系 「越後下向日記」の解説

越後下向日記
えちごげこうにつき

冷泉為広

成立 延徳三年

原本 冷泉家時雨亭文庫

解説 冷泉為広が細川政元と同行して越後へ下った時の日記。越中関係分は三月一二日倶利伽羅を経て越中蓮沼に入る。小矢部川を下り、放生津・宮崎と海岸線を越後に抜けた。帰路は四月一二日に糸魚川を出て、一六日蓮沼に着いている。室町後期の地名が知られ、重要である。

活字本 富山史壇九二号・小葉田淳「史林談叢」(臨川書店)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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