最新 地学事典 「神山火山」の解説
かみやまかざん
神山火山
Kamiyama volcano
箱根火山の最高峰(標高1,437.8m),中央火口丘の一つで成層火山。他の中央火口丘よりも大型(基底径約6km)で,火砕流も数回噴出。約3,000年前,山体西部が崩壊,堆積物が川をせき止めて芦ノ湖を生じた。その後の小規模な火砕流噴出に伴い,山頂北に冠ヶ岳溶岩岩尖が形成された。現在,山腹の大涌谷や早雲山などで硫気活動が盛ん。岩石はかんらん石含有複輝石安山岩,しそ輝石質岩系に属する。
執筆者:平田 由紀子
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

