神明大一社(読み)しんめいだいいちしや

日本歴史地名大系 「神明大一社」の解説

神明大一社
しんめいだいいちしや

[現在地名]岩倉市中本町

天保村絵図には、犬山いぬやま街道沿いの中市場なかいちば町並の西裏の地に「神明太一宮六反歩御除地」と記され、現在は一千六五〇坪の境内で森に囲まれている。主祭神は天照大御神・豊受大神。旧県社。

神明宮御由緒留(神明大一社蔵)に「文禄三甲午年正月中旬ニ相始、正月廿八日夜遷宮仕候」とある。慶長七年(一六〇二)清須きよす城主松平忠吉の崇敬から清須中島なかしま宮を移すことになり、同年五月の伊勢太神宮御材木之帳(神明大一社蔵)によれば、近隣二七ヵ村から造営材木一四本が献納された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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