神武寺やぐら群(読み)じんむじやぐらぐん

日本歴史地名大系 「神武寺やぐら群」の解説

神武寺やぐら群
じんむじやぐらぐん

[現在地名]逗子市沼間二丁目

国鉄東逗子駅の北側丘陵の山間にある神武寺を中心として、親王しんのうやぐら群・みろく窟・こんぴら山やぐら群の三つのやぐら群があり、これらを総称してよぶ。

親王やぐら群は寺の北西一五〇メートルほどの尾根先に露出する大岩の東側に二基所在。「風土記稿」に「久明親王廟」の記述がみられ、寺の過去帳にも久明親王の名が記され、鎌倉八代将軍久明親王の墓という伝承があったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む