神殺し(読み)かみころし(英語表記)deicide

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

神殺し
かみころし
deicide

神を死に追いやることで,最も狭い意味ではキリストを十字架上で殺したことをいうが,一般的には,肉体をもった神と考えられる人間や動物を殺す習慣をいう。また J.フレーザーなどが説いたように,神である王を殺す儀式もあった。歴史的にこれが普遍的であるとは認められないが,フロイトのいう父殺しとも結びつけられ,罪の償いの思想と儀礼の心理的な説明としてはある程度まで有効である。

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