神田古墳群(読み)じんでんこふんぐん

日本歴史地名大系 「神田古墳群」の解説

神田古墳群
じんでんこふんぐん

[現在地名]大飯町大島 宮留

宮留みやどめ集落東北の山裾一帯に分布する一五基の古墳。ヒガンジョ古墳群とは宮留の小平野を挟んで対峙している。昭和三三年(一九五八)と三五年に第四号墳と第一〇号墳の発掘調査を実施(「若狭大飯」福井県大飯町・一九六六年)。第四号墳は当古墳群の西端に位置し、他の古墳より一際目立つ。横穴式石室玄室が太く短く、羨道も未発達で使用石材も小型で古式である。出土品は器台・高坏などの須恵器鉄斧・鉾などの鉄製品、勾玉・切子玉などの玉類と多数。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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