神田囃子(読み)かんだばやし

日本大百科全書(ニッポニカ) 「神田囃子」の意味・わかりやすい解説

神田囃子
かんだばやし

東京の神田祭(5月12~16日)の祭囃子。初めは葛西(かさい)囃子が奉仕していたが、あるとき奉仕にこられなくなったのを契機に、氏子うろ覚えで始めたのが初発という。大太鼓1、締(しめ)太鼓2、笛1、手平鉦(ひらがね)1による五人囃子であり、「屋台」「昇殿」「鎌倉」「仕丁舞(しちょうめ)」の葛西囃子系の曲のほか、「神田丸」「亀井戸(かめいど)」「麒麟(きりん)」「鞨鼓(かっこ)」の独自の曲をもっている。別に紀州和歌浦からの伝来説もある。

[西角井正大]

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