神輿振り(読み)ミコシフリ

デジタル大辞泉 「神輿振り」の意味・読み・例文・類語

みこし‐ふり【神輿振り】

《「みこしぶり」とも》
祭礼のとき、担いだ神輿威勢よく振り動かすこと。
昔、比叡山延暦寺僧徒が、朝廷強訴するとき、日吉ひえ神社の神輿を先に立てて入京したこと。

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関連語 御輿 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「神輿振り」の意味・読み・例文・類語

みこし‐ふり【神輿振】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 比叡山延暦寺・奈良興福寺の僧徒が、朝廷への強訴のため、日吉神社春日大社の神輿を先に立てて入京したこと。
    1. [初出の実例]「御輿(こシ)(ふリ)」(出典:熱田本平家(13C前)一)
  3. 祭礼のときなど、神輿をかついで振り動かすこと。

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