神馬村(読み)かんばむら

日本歴史地名大系 「神馬村」の解説

神馬村
かんばむら

[現在地名]河原町神馬

小河内おごうち村の南西に位置し、南東赤羽あかばね峠を越えて智頭ちず津無つなし(現佐治村)へ通じる。拝領高四八石余、本免五ツ五分。菅氏の給地であった(給人所付帳)。「因幡志」では家数三〇、産物は桃・蕨・独活・柿・栗・鼻紙。安政五年(一八五八)の村々生高竈数取調帳では生高七三石余、竈数三五(うち山伏一)。藪役一一匁二分を課されていた(藩史)紙漉が盛んで、毎年御用紙を漉出していたが、弘化三年(一八四六)当村山上やまがみ村は楮の高値によって御用紙の定められた値段では損銀が生じると鳥取藩に訴え、保障の諸入用代として両村分銀札六七七匁を得ている(在方諸事控)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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