禁山(読み)きんざん(その他表記)jin-shan; chin-shan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「禁山」の意味・わかりやすい解説

禁山
きんざん
jin-shan; chin-shan

中国で,王朝の治安維持の目的から,山林湖沢など法的に定められた民衆の立入り禁止区域。一般には封禁と呼ばれ,明代以後,とりわけ問題の多かった山峡の封禁をさして禁山と呼んだ。明代の禁山地区は,全省の山岳地帯に広く分布していたが,有名なのは荊襄 (けいじょう) の乱の舞台となった陝西,四川湖北,河南各省辺境にまたがる山地,鄧茂七 (とうしち) ,葉宗留 (しょうそうりゅう) の乱の起った江西,浙江,福建各省辺境の山地などがある。禁山地区は元来,王朝の過酷な重圧下に破産した流民の逃避場所であり,王朝権力に対する闘争の拠点でもあった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

二十四節気の一つで,二至 (夏至,冬至) ,二分 (春分,秋分) として四季の中央におかれた中気。元来,春分は太陰太陽暦の2月中 (2月後半) のことで,太陽の黄経が0°に達した日 (太陽暦の3月 2...

春分の用語解説を読む