禁闈(読み)きんい

精選版 日本国語大辞典 「禁闈」の意味・読み・例文・類語

きん‐い‥ヰ【禁闈・禁囲】

  1. 〘 名詞 〙 宮中小門。転じて、宮中。禁裏皇居
    1. [初出の実例]「先生幸許禁闈遊、更恐時光不暫留」(出典菅家文草(900頃)一・寄巨先生乞画図)
    2. 「日夜に結番し、禁囲をまもり給ふ」(出典:保元物語(1220頃か)上)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐周挙伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android