禊萩科(読み)みそはぎか

精選版 日本国語大辞典 「禊萩科」の意味・読み・例文・類語

みそはぎ‐か‥クヮ【禊萩科】

  1. 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。世界に広く分布し、二五属約五五〇種ある。草本、低木または高木。がく筒内の雄しべの位置と成熟した柱頭の位置にそれぞれ長・中・短の三型あり、長花柱には上位に着く雄しべの花粉が、中花柱には中位に着くものの花粉が、また、短花柱には低位の雄しべからの花粉が、それぞれ受精可能で、他の組み合わせでは受精されないことがダーウィンによって確かめられた。日本に自生し仏花として用いるミソハギエゾミソハギの仲間は長短花柱である。〔生物学語彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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