福取村(読み)ふくとりむら

日本歴史地名大系 「福取村」の解説

福取村
ふくとりむら

[現在地名]津川町鳥井とりい 福取

焼山やけやま村の東に位置する。文禄三年(一五九四)七月の蒲生氏高目録帳(内閣文庫蔵)に「ふく鳥 七十石二斗八升」とある。元和六年(一六二〇)の漆木役は六四本四分(津川旧記)。文政三年(一八二〇)の人馬改帳(佐藤一二氏蔵)では村高一五五石五斗余、漆木役六四本八分、家数二八・人数一六六、馬数三七。当村は新発田しばた街道の宿駅で、上りは八田やつだ村、下りは焼山村に継ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android