日本歴史地名大系 「福園村」の解説
福園村
ふくぞのむら
佐治川の中流部に位置し、集落はV字谷の底辺部北岸に広がる。東は
藩政期の拝領高六六石余、本免四ツ。元禄六年(一六九三)の当免定(竹本家文書)には藪根村と記され今高八二石余、うち地下分四八石余・出作分三四石余で、物成三九石余。寛政一一年(一七九九)の智頭郡下構村々高物成等覚(竹本家文書)では朱高七二石余に対して今高九五石余、物成四〇石余、藪役銀一五匁七分余・川役一斗・柿役一斗・漆役一斗余が課されていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報