福性寺(読み)ふくしようじ

日本歴史地名大系 「福性寺」の解説

福性寺
ふくしようじ

[現在地名]茨城町上飯沼 館之内

飯沼いいぬま城跡の西隣にある。天台宗で、三池山普門院と号する。本尊阿弥陀如来。元弘年間(一三三一―三四)に桜井氏が菩提寺として創建したといわれ、境内には桜井尊房の墓がある。「新編常陸国誌」の下飯沼村の項にみえ吉田よしだ(現水戸市)薬王やくおう院末で、「其門徒ヲ宝性院ト云ヒ、村中ニアリ」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android