福成村(読み)ふくなりむら

日本歴史地名大系 「福成村」の解説

福成村
ふくなりむら

[現在地名]岡山市福成一―三丁目・三浜みはま町二丁目・松浜町まつはまちよう千鳥町ちどりちよう

平福ひらふく村の西にあり、西は福田ふくだ村、北は福富ふくとみ新田、南は児島こじま湾に面する。寛永七年(一六三〇)新開の新田で(「池田家履歴略記」池田家文庫)、貞享年間(一六八四―八八)本村となった(備陽記)。寛永備前国絵図には福井ふくい村新田とあり、元禄郷帳(池田家文庫)では高六六九石余。「備陽記」によると田畑四三町三反余、家数二二・人数一八五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android