福溜(読み)ふくだめ

日本歴史地名大系 「福溜」の解説

福溜
ふくだめ

[現在地名]甲良町池寺

西明さいみよう寺領である西平にしひら山のうち九条くじよう野にあり、面積一町歩の自然の溜池雨降野あめふりの(現豊郷町)古来よりいちノ井の上之郷かみのごう川の水を引いていたが、水利に恵まれないため、永年この池に目をつけ貯水池に築造したいと願っていた。しかし西明寺の許可が下りず、ようやく延享六年(一七四九)冥加米五〇俵を進納して普請を許され、同年鍬始を行い五年がかりで完成した(西明寺文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む