福田寺跡(読み)ふくでんじあと

日本歴史地名大系 「福田寺跡」の解説

福田寺跡
ふくでんじあと

[現在地名]益城町福原 福田寺

朝来山あさこやま(四六四・五メートル)西北の山腹一帯にある寺院跡。現在、「寺屋敷」「大門」「経塚」「本堂」などの地名が残っている。「国誌」は天台宗の寺院であったが、山号・開基は不明と記すが、「当山院主法眼観季 聖霊生年六十四歳而 端座合掌向西方唱 阿弥陀名号寂滅畢 件人者阿闍梨位之三密之 持金剛供□之三宝行者也」と刻す永仁三年(一二九五)銘の五輪塔や、六箇ろつか上安永かみやすながの「地頭沙弥是有」の造立した同五年三月のもの、大永六年(一五二六)の五輪塔が残り、おそらく平安時代に創建され、鎌倉時代から戦国時代まで存続したものと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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