福聚海無量(読み)フクジュカイムリョウ

デジタル大辞泉 「福聚海無量」の意味・読み・例文・類語

ふくじゅかい‐むりょう〔‐ムリヤウ〕【福×聚海無量】

仏語観世音菩薩福徳が広大無量であることを、海にたとえた語。

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精選版 日本国語大辞典 「福聚海無量」の意味・読み・例文・類語

ふくじゅかい‐むりょう‥ムリャウ【福聚海無量・福寿海無量】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。しあわせをもたらす功徳の量が海のように広大であるということ。観音の福徳を賛美していった語。
    1. [初出の実例]「南無や大悲の観世音、福寿海無量の誓ひのままに善処に迎へ取り給へ」(出典:叢書本謡曲・籠祇王(室町末))
    2. [その他の文献]〔法華経‐観世音菩薩普門品〕

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