禾黍(読み)かしょ

精選版 日本国語大辞典 「禾黍」の意味・読み・例文・類語

か‐しょクヮ‥【禾黍】

  1. 〘 名詞 〙 稲と黍(きび)
    1. [初出の実例]「秋風吹不断、禾黍使人悲」(出典:蘭亭先生詩集(1758)八・鎌倉雑詠二十首)
    2. [その他の文献]〔史記‐宋世家〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「禾黍」の読み・字形・画数・意味

【禾黍】か(くわ)しよ

稲ときび。〔史記、宋世家〕箕子(きし)し、故(もと)の殷(よぎ)り、宮室毀壞し、禾黍を生じるに感じ、~乃ち麥秀の詩を作る。~其の詩に曰く、麥秀でて漸漸(ぜんぜん)たり 禾黍油油たり 彼の狡(かうどう)や 我と好からざりき

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