私稲(読み)シトウ

デジタル大辞泉 「私稲」の意味・読み・例文・類語

し‐とう〔‐タウ〕【私稲】

律令制で、個人所有の稲。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「私稲」の意味・読み・例文・類語

し‐とう‥タウ【私稲】

  1. 〘 名詞 〙 個人が所有する稲。奈良平安時代官稲郡稲などに対して個人の財物としての穀・頴・稲を意味する。私出挙(しすいこ)に関して多く現われる語。
    1. [初出の実例]「又出挙私稲者、自今以後、不半利、余者如令」(出典続日本紀‐和銅四年(711)一一月壬辰)

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