私部石村(読み)きさいべの いわむら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「私部石村」の解説

私部石村 きさいべの-いわむら

?-? 奈良時代の算術家,暦学者
養老5年(721)師範にふさわしい優秀な学者のひとりとして褒賞される。学者の老齢化による学問断絶をおそれた太政官(だいじょうかん)の要請で,天平(てんぴょう)2年(730),山口田主(たぬし),志斐三田次(しひの-みたすき)らとともに弟子をとり,学業を伝授した。氏は私ともかき,「きさきべ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む